確かに役立つ!東京〇大ロシア語教授のぶっ飛んだ言語習得論

今はアメリカの大学でファミリー・スタディーズを専攻している私ですが、実は数年前は日本の大学でロシア語を専攻していました。その時に出会ったすごい先生の話。

photo-1517309772425-ba58062ac006.jpg

その先生は定年退職直前の、著名な言語学者でした。長年ロシア語とウクライナ語を研究し本を書いてきた教授とあり、言葉に重みのあるお方。なかなか独創的な言語教授法で周囲を驚かせることもあったそうですが、私も全く驚きました。

けれども彼の言うことは、今思っても筋が通っている!英語学習にも確かに応用できると思うので、彼の「ぶっ飛んだ」言語・異文化習得論を一部ご紹介したいと思います。



1. その言語の歌を覚えなさい

その先生のクラスでは、アルファベットや基礎文法と同時進行で、その言語の歌を習います。ロシア語でいえば、「カチューシャ」や「黒い瞳」などの民謡から現代のはやり歌まで。歌は単語や文法を覚える役にも立ちますし、何より文化に興味を持ち学んだ証として残ります。その先生の教え子が就職の面接を受けたとき、ロシア語専攻というところに目をとめた面接官が、「ロシア語で何か歌ってください」といったそうです。そこで「カチューシャ」を歌ったところ採用になったとか。

今でもロシア人の方に会い、「チェブラーシカの歌、歌えますよ」「こんな歌、クラスで習いました」と口ずさむと、それだけで喜んでくれます。一気に親近感が増す瞬間です。英語でも皆が知っている歌(童謡、流行歌)がありますので、歌えると一気に距離が近くなります。英語で歌を覚えたいなら、まずディズニーがおすすめです。アメリカの若者はよく突然ディズニー大合唱しますから。

2. 日本の踊りを覚えなさい

「みなさん、日本の踊りを覚えてください」という言葉に、私も「え?」と思いました。その理由は、「ロシアに行ったら必ず『日本の踊りを見せてくれ』と言われる時が来るから」だそうです。私は北海道の中学校に通った3年間、毎年体育祭でソーラン節を踊りました。確かに今アメリカでダンスの話になったとき、「私の出身の地域の伝統的な踊り」とちょっと踊ってみせると、盛り上がります。

踊りだけでなく、日本の歌・書道・折り紙など、とにかく日本文化を学んでおくと、得なことがたくさん。先日大学で行われた日本祭り(下の写真)では、日本、中国、韓国、メキシコ、スロバキア、アメリカなど様々な国から来た人たちに書道を教えるブースを担当しました。英語を話して外国人とコミュニケーションをしたい、と思っているのであれば、自分の文化について教える準備もしておいたほうが機会が広がると思います。

28833030_10104182354440149_1510349677_n.jpg

3. 「ペラペラです」と答えなさい

「ロシア人に『ロシア語話せますか?』と訊かれたら、『はい、ペラペラですよ』と答える」のが正解だそうです。どんなビギナーでも。なぜなら、「少し聞けばロシア語が上手か下手かはわかる。だからわざわざ自分で上手下手を宣言する必要はなし。むしろ『ペラペラです!』と自信を持って言えば、面白いヤツだと思ってくれて友達になれるから」だそうです。

日本人は基本的に、「英語話せますか」と訊かれたら、”No” 、”A little” 、「下手です!」などと答えることが多いです。謙遜さを表していること、またハードルを下げておきたいという気持ちもわかりますが・・・。何回も「私の英語が下手で」とか「下手な英語ですみません」「英語は難しくて」「私の発音はダメダメで」というのを聞いていると、向こうも飽きてくるもの。それならむしろ、気にせずに間違った英語でも堂々してくれていたほうが、相手も接しやすいのです。英語で話すとき、必要以上に自分をおとしめるのはやめましょう。

4. 文法は学びやすいところから学べばいい

言語は大体、学ぶ順番が決まっています。英語であれば文字から始まり、あいさつ、動詞の原形、未来形、過去形、過去完了という「教科書のながれ」というものがあるのです。しかしこの先生、ロシア語界の常識を覆し、現在形の前に過去形を学ぶ教科書を作ってしまいました!理由は、「ロシア語の動詞は現在形だと6通りに変化し、過去形だと4通りに変化するので、過去形から先に学んだほうが簡単だから」だそう。言語学習の常識にとらわれない発想の転換に驚きました。

今私の大学の日本語プログラムで使っている教科書は、文字を教える前にローマ字で基本的な文法、単語をマスターするようになっています。それは、日本語にひらがな、カタカナ、漢字と3つのライティングシステムがあるので、そこで最初につまずくことのないようにするためです。英語の教科書・参考書にもさまざまな種類があり、文法ポイントの分け方も出てくる順番も違います。学校で指定された教科書の順番を変えることはできませんが、社会人として勉強しなおす際には、自分の好きな順番で学ぶことができますね。

photo-1516979187457-637abb4f9353.jpg



以上、著名なロシア語教授の驚きの4つのアドバイスでした。
みなさんが英語を学び、外国人と交流するうえで役に立つかも!?!?

日本の踊りが役に立った経験がある方、コメント・メッセージください!(笑)

このバナーをクリックして
ブログランキングの応援もお願いします!↓
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

考え方を変えるだけで今の2倍英語が話せるようになる4つのヒント

26063463_10154950519781945_2681558497343665641_o.jpg


今までたくさんの英語学習者・日本語学習者を見てきましたが、最近言語学習についてますます疑問に思うことがあります。なぜ、勉強しても勉強しても話せない人がいるのか。逆になぜ、初級レベルでもそれなりにコミュニケーションを取れる人がいるのか。

日本人は英語のスピーキングが苦手だとよく言いますね。読み書きはできても話せない、と。実際に話す機会がないというのも問題だと思いますが、観察を重ねた結果最近、一番の原因は「考え方」だという結論に至りました。読み書きできる文法と単語が頭の中に入っているなら、話せないわけがない。それが「うまく文をまとめられない」「頭が真っ白になってしまう」「会話が続かない」となるのは、意識の問題が大きいのです。

・・・と言っても抽象的過ぎてよくわからないと思うので、具体的に4つの提案をしたいと思います。すべて私が英語を話すときに心掛けていることです。私はこの考え方で英語を話すことにより、中学3年生の時点で英語で言いたいことをだいたい言えるようになっていました。ご参考になれば嬉しいです。




1.とにかくしゃべる

言葉は、単語さえあれば何とか伝わるものです。日本語でも「昨日、食べる、寿司」と言われたら、「ああ、昨日寿司を食べたんですね」と分かりますよね。私の母は”Do you” や “Have you”で疑問文を始めずに、ただ文末だけ上げて疑問文にしてしまいます。”You like natto?”といった感じ。文法的に言うと、”Do you like natto?”でしょ?と思いますが、通じるんです。問題ありません。

まず頭の中で完璧な文ができないと話し出せないという方、損をしていると思います。私も今でも、どうしても英語の良い表現が見つからないことがあります。そんな時は、間違っていると知りながらも、単語を並べてみる。すると、大概通じます。子供野球のバッティング練習のように、最初は下手でいいんです。バットを振り始めないと、いつまでも当たりません。

2.シンプルに考える

「あの、『世界各国の首脳は北朝鮮をけん制している』って英語でどうやっていうんですか?」という質問を日本人の方から受けることがあります。「そんな難しい文、英語にできるわけないじゃん!!!!」とツッコみたくなってしまいます。私も「首脳」とか「けん制」などのビッグワードを全て知っているわけではありません。辞書で引く?そんなことをしていては一生かかっても英語が話せない。だから頭の中で自然に考えているのです。「それってもっと簡単に言うとどういうこと?」

例えば、「世界中の国々のリーダーが、北朝鮮に注目している」はどうでしょうか。これならもっと言いやすいかも。英語を話すとき、この「簡略化装置」をいつも頭に置いてください。日本語と同じレベルで英語を話そうと思っても、無理。長い長い文を作って、「さあ、これを英語にしよう」と思うと、身動きがとれなくなります。

例えば、昨日の一日について、「新しく近所にオープンしたラーメン屋へ行って、美味しいチャーシュー丼を食べました」と言いたいかもしれませんね。でも、言えないとする。その時は、「昨日ラーメン屋さんに行きました。そのラーメン屋さんは新しいです。私の家の近くにあります。そこでチャーシュー丼を食べました。とてもおいしかったです。」と言えばいいのです。小学生の作文のように聞こえますが、そこからスタートしてどんどん文が長くなれば良し。恥を忍んで「小学校の作文」に戻りましょう。

3.質問をする

外国人と英語で楽しく会話ができたら楽しいだろうな…と思っていても、いざ会話となると、「どう話をつないだらいいの?」「気まずい!」「もっと色々お話しできたらいいのに」と残念に思う方。質問をしてみてください。そうです。たくさん。それにはまず、(たぶん自分より英語の上手な)相手に話してもらうという目的があります。「ご家族はお元気ですか?」「お仕事はどうですか?」そんなシンプルな質問から会話が広がります。

そして、相手が答えるときに使う単語、文法に注意を払ってください。相手が答えた後、「あなたの方は?」と聞かれるかもしれません。そうしたら、その人の話し方をまねて、自分についても話せばいい。単に自分の方から色々話すより、楽だと思いませんか?先制攻撃をして、相手の出方を見て、自分も策を練る。立派な戦略です。

4.会話を通して学ぶという意識を持つ

上の3つの提案を読んで理解していただけたかと思いますが、英語学習者が英語を話すには、まず「かっこ悪い姿をさらす」勇気がいるのです。文法も発音も間違える。小学生のように単純な文しか言えない。言いたいことが言えないからとりあえず質問してみる。あなたは、この屈辱に耐えられますか?耐えられない人が多いんです。大げさに聞こえますが、まさにこのプライドの高さこそが英語のスピーキングの邪魔をしているのです。自分はまだ学習中。完ぺきではないし、外国語なんだから完全にマスターできることは一生ない。でも学んでいく・・・。そういう覚悟で話し続けられる人が、本当に話せるようになる人です。




参考になりましたでしょうか。英語で不自由なく会話できるようになるのはもちろん、発音やイディオムを学ぶことを含め、時間がかかります。しかし考え方、意識を変えるだけで今より2倍3倍はなせるのに!という惜しい方がたくさんいらっしゃいます。

これは、と思うものがありましたら、ぜひ実践してみてください。

また、参考になりましたら、いいね・シェアお願いいたします!

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村


プロフィール

kokeko

Author:kokeko
北海道のじゃがいも農場で育ちました。じゃがいもが好きです。よくじゃがいもに似ていると言われます。高校で英検1級&TOEIC965点取った勉強法や、2016年夏から始まるアメリカ留学について書いていきます。英語を勉強している方、英語の先生方、留学を考えている方のお役に立てれば嬉しいです。ブログランキングに参加しています。応援お願いします。にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR